食物アレルギー研究会会誌 - 今後に備え、出来事の経過を整理する

東日本大震災の発生直後から、食物アレルギー患者のために物資搬送を行いました。当初は政府災害対策本部による車の手配をお願いし、物資は当方が準備する形で(2便)救援物資を搬送しました。3月19日から4月中旬まではボランティアの協力を得て、主に病院、連携している市民団体の中継場所や避難所、救援要請があった孤立している個人宅などに車で物資を(9便)搬送しました。4月以降12月現在までは宅配便で救援要請があった個人の居場所259カ所(避難先の親類宅、避難所、二次避難所、仮設住宅、借り上げ住宅、県外避難先、等)に必要な物資を届けました。

  • 食物アレルギー用食品の「品質」に配慮
  • 必要な物資は時間経過とともに変化した
  • 疾患ごとに異なる課題
  • 救援要請してきた人の内訳
  • 相談の役割
  • 今後の課題