『 夏休み環境教育キャンプ2005 』

喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーがあってもだいじょうぶ


   参加者&ボランティアスタッフ募集中 ! 





















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 ・日時:722日(金)~24日(日)23日 現地集合解散
 ・会場:神奈川県立藤野芸術の家(JR中央本線藤野駅下車バス10分)

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 少し長い開催趣旨
  共生―患者の暮らしを支援するために私たちにできること

患者とその家族の願い
 食物アレルギーがあり、保育園や学校で回りの人と同じものが食べられない子どもたち、喘息があってキャンプにはまだ一度も参加したことがない子どもたち、アトピー性皮膚炎があるから、野外活動で汗をかいた後のスキンケアが気になる子どもたち、髪の毛のこと、肌のこと、吸入のこと、いろいろ気になることがある子どもたちを対象に、夏休み環境教育キャンプ2005を開催します。
 アトピー・アレルギー性疾患のある子どもをもつ親たちは、治療方法や対策はそれぞれ異なるにせよ、多くの生活上の制約をかかえています。
 布団干し、ダニ対策、室内空気汚染対策、喘息治療のための吸入や投薬、食物制限がある場合は制限に合わせた食物の選択と食事作り、スキンケア、薬の塗布、学校や保育園とのこまごまとした諸連絡のやりとりなど、様々なことで、手間やリスクを背負って暮らしています。少しだけ楽をしたい、少しだけ大変さを忘れたい、そんな思いが私たちの開設する電話相談の中で語られています。
 私たちが企画する夏休み環境教育キャンプ2005は、そんな子どもたちと親たちの願いや思いが実現できるよう毎年開催し、今年で11回目となります。疾患があるゆえに、「お出かけがしにくい」「外泊できない」「外食ができない」子どもたちに対する、具体的な支援活動でもあります。

周りの人たちにできること
  人の免疫システムやアレルギー性疾患発症の機序、抗原抗体反応をひもとくまでもなく、「アレルギー」は自分の身体以外の、外界との共生が不自由な状態を象徴しているかのように感じられます。身体に起こっている出来事を通して、「人」「自然」「環境」とその関係性に思いを馳せ、共生の意味を、様々な実践の中で私たちは考えています。そして、人がすこやかに生き、「自然」や「環境」と折り合いをつけるためになくてはならないキーワードが共生であると、私たちは確信しています。
 「病気であること」、「病気を治すこと」、「慢性疾患を抱えて生きるということ」。患者とその家族の関係、周りにいる人たちにできること、支援をすることの中身、社会との関わり。病気のもつ意味は多岐にわたり、私たちに様々な価値や議論を呼び起こす契機となるでしょう。共生は今ここに生きる私と他者との関係性の問題でもあります。
 この企画は、アトピー・アレルギー性疾患をもつ患者とその家族を支援するものですが、底流にあるテーマは、
 1. 暮らし方や親子の関わりを振り返る時間を作ること。
 2. 自然環境にふれて自然が豊かであることのここちよさを体験すること。
 3. 人と同じということ、人と違うということ、
   そのどちらであっても互いに認めあえる関係を味わってみること。
などがあります。
 皆様の参加、ご協力を心よりお願いいたします。

プログラム  7/6 最新up
 ● 食事:アレルゲン除去対応、旬のできる限り安全な食材を使用
   症状の「きつい」子どもに合わせて全員でできるだけ同じものを食べる
   薪と炭でつくる料理/メニューはアレルギー対応食に実績のある料理人が
                 組み立てます料理人:高嶋壮吉
 ● 環境教育:インタープリターと自然の中で遊びます
   インタープリター:神田純子
   *インタープリターとは、子どもたちに「感じる」機会を提供する伝え手です。
 ● おしゃべり会(保護者同士の交流会):赤城智美
 ● からだのワークショップ:よしざわ・じゅん 鍼灸師
 ● 他、昼寝、散策、陶芸、木工などのんびりと過ごせます
   *子ども、幼児(保育)、大人ごとにプログラムを組み立てます
 ●夏休み環境教育キャンプ2005 講演会
   「食物を選択して食べるということ」
   講師:杉原 桂 小児科医、田村クリニック
      どんなとき「除去」が必要なのか?
      一生食べられない人もいるし、食べられるようになる人もいるけれど?
      ばっかり食べや、どか食いは? 表示を見て選んで食べる?
   日 時:都合により、講演日時を変更いたします。
        724日(日)9:2011:40
   会 場:神奈川県立藤野芸術の家 会議室
   会 費:1000
   申込み:事前予約制です。事務局までご一報ください。
 ●夏休み環境教育キャンプ2005 ライブ!!
   出 演:ジンタらムータ(大熊ワタル楽団)
   *映画『豚の報い』(監督:崔洋一)の映画音楽を担当した
     クラリネット奏者大熊ワタルを中心としたユニット
     お仕着せの「伝統」を揺さぶって生きた記憶と戯れよう。
     すまし顔の「ゲージュツ」をぶっ飛ばして、笑いと涙のパーティを開こう。
     東京チンドン~ユーラシアの民衆ブラスバンド~放浪ユダヤ楽団の
     クレズマー などなど(+想像力も少々)...。
     さあ、世界の街頭音楽に乗って空想の旅に出よう!
   メンバー:大熊ワタル(cl
         服部夏樹(g
         関島岳郎(tuba
         ツノ犬(ds
         こぐれみわぞう(チンドン太鼓)
   日 時:723日(土)開場:18:45、開演:19:00 ~20:20
   会 場:神奈川県立藤野芸術の家 クリエーションホール
   会 費:入場無料 カンパ歓迎

参加費
 大人(16歳以上)30,000円、子ども(2歳~中学生)25,000円、
 幼児(2歳~未就学児)25,000
 幼児は保育13時間の料金を含む/第2子以降が2歳未満の場合は参加費無料/
 子どもだけの参加はできません/親子、男女、別々に就寝/幼児は保護者と就寝

ボランティアスタッフ募集
 テント設営・撤収スタッフ/調理補助スタッフ/
 プログラム(環境教育)補助スタッフ/保育補助スタッフ

問い合わせ アトピッ子地球の子ネットワーク
           TEL 03-5414-7421 FAX03-5414-7423
           E-mail:info@atopicco.org http://www.atopicco.org
           〒106-0032東京都港区六本木4-7-14みなとNPOハウス3F