セミナー『食物アレルギーの人にとって「食の安全」とは何か』

 「進行形」の患者支援 セミナー開催


  日 時
2005108()9()

  会 場 : 日本教育会館
第二会議室

        東京都千代田区一ツ橋2-6-2 TEL03-3230-2831
  受講料 : 10,000円 全9講座セミナー受講料8000
               支援者ネットワーク年会費(FAX・メールニュース)2000
  定 員 : 80人 先着順受付

【開催主旨】
■このセミナーでは、法律への理解、流通や食品加工の現状、集団給食における環境整備のあり方などを学びます。
■職場で患者たちと接する機会のある職種の方々にとっては、仕事上で抱えている疑問や課題について考え、整理する場となることを願っています。
■給食調理員、栄養士、養護教諭、教師、保育士、保健師、幼稚園教諭や、食品メーカーで開発・お客様相談室・品質管理に従事する方々(食物アレルギーやアトピー性皮膚炎などの慢性疾患を持つ人や、その家族に直接接する機会のある人)を対象としています。
■食の安全、特定原材料表示、検査キット開発、商品開発、食事指導、食物アレルギー患者の治療と生活指導等、それぞれの第一線でテーマに取り組む方々を講師に招きお話いただきます。
■「患者アンケート」「学校給食調理員・栄養士アンケート」のそれぞれの調査報告をしながら、今後の課題についても意見交換します。

【支援者ネットワークの構築】
◆セミナー参加申込み時に、参加者ご自身が取り組んでいる事例を申し込み用紙に
  ご記入ください。
◇セミナー終了後にはFAX・メールニュースで取り組み事例として紹介します。
  (公開の可否については事前に確認いたします)
◇事例検討会の開催などを通じて、支援者ネットワークの参加者に紹介します。
FAX・メールニュースには、事例紹介や検討会の内容に関する質問や意見を
  掲載します。
◇それぞれの地域や職場で、アレルギー患者の支援に一人で奔走している人への
  支援や、支援者ネットワークに参加した人同士の相互支援や情報交換をめざします。

【テーマと講師】
*講座によって所要時間が異なります(45分~90分)

 

 1日目・10/8(土) 
1.
療育実態・誤食事例
   13:0014:30
   赤城智美 アトピッ子地球の子ネットワーク
2.
食物アレルギー/食生活の現状について
   14:3015:30
   横山 徹 らでぃっしゅぼーや(株)品質保証室長
3.
検知技術と行政の取り組み
   15:3016:30
   本庄 勉 (株)森永生科学研究所・検査キット開発
4.
発症のしくみ・治療の実際
   17:3019:00
   木村彰宏 神戸医療生協いたやどクリニック小児科
交流会 19:1520:30(自由参加、有料)

 2日目・10/9(日) 
5.
食品表示の実際
   9:0010:30
   太田裕見
    サントリー(株)健康科学研究所部長、元厚労省食品表示検討会委員
6.
パネルディスカッション 「食べ物の由来とアレルギーとの関り」
   10:3012:00
   木村彰宏(医師)、太田裕見(表示)、安藤京子(栄養士)、赤城智美(患者支援)
    *( )内は立場及びテーマ
7.
食品の安心や安全についてこれまで努力してきたこと―個人的経験を元に―
   12:4514:15
   野田克己 大地を守る会事務局長、全国学校給食を考える会事務局長
8.
家庭での対処(代替品と献立の工夫)・学校での対処(取り分けの実際)
   14:2515:25
   安藤京子 愛知文教女子短大助教授、管理栄養士
9.
リスクコミュニケーションについて・医療機関との連携
   15:2516:25
   赤城智美 アトピッ子地球の子ネットワーク
*エピペンの実演も予定しています。


【交通・宿泊について】
■ 宿泊
別途各自で手配してください。宿泊先は、日本教育会館が紹介するリストをお送りします。
  日本教育会館所在地
  東京都千代田区一ツ橋2-6-2 TEL03-3230-2831
■交通
  ○都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町(A1出口)下車徒歩3分、
   都営三田線神保町(A8出口)下車徒歩5
  ○東京メトロ東西線竹橋(北の丸公園側出口)下車徒歩5
  ○都営新宿線・東京メトロ東西線九段下(6番出口)下車徒歩7
  ○JR総武線水道橋駅(西口出口)下車徒歩15

*この事業は、独立行政法人福祉医療機構が実施する「子育て支援基金」の助成を受けて
  実施されます。事業名は「アトピー・アレルギー患者支援者ネットワークの構築」です。