【西日本豪雨】アレルギー患者・災害弱者支援活動2018.8~ NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク
【西日本豪雨】2018年8月から、支援物資(食物アレルギー用食物や牛乳など)を、個人宅や保育園などに届けました
2018年8月、支援物資(食物アレルギー用食物や牛乳など)を、個人宅や、保育園、みなし仮設(ホテル)などに届けました(複数回届けたところもあります)。
保育園
8月後半に玉島保健所から、食物アレルギーの被災者がいて、一度もアレルギー対応の食事を提供できていないとの連絡を受けました。避難所から保育園に通園していることを聞き、保育園にも連絡をとりました。
保育園には他に6人の食物アレルギーの子ども達がいたことから、食物アレルギーの子の支援について話し合いました。すると一般の給食でも牛乳不足、野菜不足が課題となっていることが見えてきました。
保育園と話し合った結果、アレルギー支援だけでなく、子どもの食事支援も行うことになりました。
牛乳や野菜ジュース、リゾット、アレルギー用の食品などを提供するとともに、現地視察で活動する方々の話を聞くために9月18日~9月20日真備に行きました。
保育園の1階には調理場がありましたが水没してしまったため給食は作れません。電子レンジ1台で、150人分のものを温める以外に方法がないということでしたので、調理しなくても食べられるリゾットやお湯を注ぐだけのスープなどを提供しました。
調理場の再建は10月後半。それまでは加熱しなくても食べられるものが大活躍しました。
10月下旬には調理場が完成する予定でしたが、配線トラブルなど様々なことがあり、11月中旬まで物資提供することになりました。
野菜不足が続いていたので、野菜ジュースなどを何回か送りました。
仮設住宅や、みなし仮設などに入っている方たちの家電や調理器具はそろってきた様子。
救急箱が無いと小さい子のいる家庭は大変。みんなを支援してほしいという声がお母さんから届き、アンケートを届けるのと一緒に救急箱とリゾットを届けることになりました。
2019年度の今後の活動としては、真備子育て支援センターと、保健師さんたちと連絡を取り合いながら、「お母さんと小児科の先生とで子育ておしゃべり会」を開催予定。
●災害時にはこのような支援を行っています
・アレルギーに関する困りごとの電話相談
・食物アレルギー用食物や粉ミルクなどの無償提供など
・ぜんそくやアトピー性皮膚炎患者に必要な物資の無償提供など
*ネブライザーは提供できますが薬剤は医療機関で入手してください
●災害が起こった時、多くの方々に協力してほしいこと
・このアレルギー・災害弱者支援活動や支援ポスターの、シェアや拡散にご協力ください。
・このアレルギー・災害弱者支援活動や支援ポスターが被災者の目にふれるよう、メディア・マスコミへの告知にご協力ください。
・現地のアレルギー患者情報をお寄せください。
●支援活動への寄付を募っています
誠に心苦しいのですが被災者支援活動には資金が必要です。
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*クレジットカード、コンビニからも送金できます
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